このブログは、私shioと、現在、大平に暫定滞在中のsuwaが気ままに書いています。
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2010年8月19日木曜日

山の神さまの日

朝だ~!!
山の神様の日の本日、恒例の草刈りと慰労会のご案内をいただいたので、午前中お休みいただいてかけつけたはいいのですが、誰もいない・・・。なぜ・・・。
近くのTよ島さんちに行ってみたところ
「7時半よ」
え・・・7時じゃなかったの・・・。そんなわけで、てけてけ散策。朝露をあびたお米が光ってます。
Sさんちの畑。お盆間にKさんがせっせと綺麗にされていたそうで、何が植わるのかなぁ。
ちなみに、Sさんちに行くと、ワンちゃんがいたので、亡くなったみっちゃんの亡霊かと思ったら、ルーちゃんでした。どうやら本格的に宿替えしたらしい・・・
ルーちゃん家出の元のボス犬さっちゃんは、ゴンちゃんとやってきました。さっちゃんも家出中なのかしら・・・。
でも、ゴンちゃんはさっちゃんちょっと怖いらしい。犬社会も大変ですなぁ。
みんなそろったところで、分かれて、自分とS田さんは、山の神様担当に。
大平通って長いですが、山の神様のところに行くのは初めてなのです。どきどき。
道々、草刈りも兼ねる予定だったのですが、すでに目立つところは綺麗になっていて、これも帰省中にKさんがしてくれたそうで、感謝感謝。
山深い場所だなぁと思っていたのですが、以前はここにも家屋敷があったそうで、確かに立派な石積みがところどころにありました。
おー、あんなところに祠らしきものが!
でも、一年に一度しか来ないことから、かなり倒木が。せっせと脇によせる作業からはじめました。
「あら、ここは通り道やけん、あけんといけんよぉ~」
え?通り道?
この二本の木の間が通り道なんだそうです。でもですよ
どう見てもこっちの方が広いけどなぁ・・・。でも確かにこっちは石積みがしてあって、木の間の方が結界っぽい。
そうこうするうちに、飲物差し入れにTよ島さん到着。その頃には、周囲でものすごい蚊と虻の音が聞こえていて、あきらかに刺されてる感じだったので、熱いけどいぶしてねらうことになりました。
大体の作業が済んだものの、まだ草刈り隊の皆さんが来ないので、ちょっと休憩。山の神様の周辺は、どこも木が繁っていて、木陰なのです。
まだかなぁ。
待ち時間の間に、ふと気になっていた上の方の黄色い木のことをTよ島さんに聞いてみたところ、鹿がはいだのかなぁと言ってたんですが、Sさんが「あれは、なばよ」と話されたため、現場検証に。
「ほんとだ、なばだ」
なんでも、ちょっと弱った木に生えるのだそうですが、食べられないそうです。
それから待つこと数分。草刈り隊の皆さんが、編みたての縄をもってやってきました。
まずは、榊をくくるのですが、手伝おうと手を出していたSさんにM田さんが一言。
「それは男がするんよ」
そういえば、縄をなうのも、男の人の手じゃないといけないって言ってたっけ。
山の神さまは、女の神様って言いますもんね。
そんなわけで、大平よりすぐりのイケメンの皆さんが協力。できました!
その後、みんなで一礼二拍手。
お神酒を回し飲みました。
ちなみにお供えするときは、湯のみが二つ用意されていて、一つは水、一つはお酒を入れるのだそうです。昔はこのお神酒がなくなるまで、居座ってたそうですが・・・どんだけ・・・。
むー、マイナスイオンたっぷり。日頃、潮の香りばかり嗅いでいるので、やっぱ空気が違います。
あらためて、木の間の道を通って帰ることに。
来年は三番叟踊るぞ!帰りの道々、G太郎さんとSさんが、思い出話に花をさかせてました。今ではすっかりわからなくなってきてますが、昔はこのあたり、通学路だったそうなんです。
「そういえば、昔、増水してここが渡れんでねー、タキタのラクちゃんが、流されたのここやったことないかな?」
「( ̄ロ ̄;)ぬっ?流されたって・・・大丈夫だったんですか??」
「いま生きとるけん、大丈夫やったんでなぁ~。」
あ・・・そうですか・・・。
他にも、炭窯の話や、川で泳いだ話など伺いつつ、戻りましたぁ。
ちゃんと草刈りやったよぉの記念撮影。
最後に、集会所の周辺を手入れしました。そのあたりのもので竹ぼうきを作るSさん。大平ではなんでも現地調達なのです。
その頃のゴンちゃん。中で涼んでました。
タイムリミットが来たので、お食事会の前に失礼したのですが、きっといつものとおり、皆さん夜中まで座っていたのでしょう。
そんな大平の半日でした。
あ、そうだ。
大平に出没していた巨大イノシシがついにお縄に。Kさんが写真撮ってたらしいのですが、Kさん見せて欲しいです~。
でも、イノシシの出現率は落ちないらしく、今年は大平の作物の被害、例年以上の様子。
なんとかならないものですかね~。

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