このブログは、私shioと、現在、大平に暫定滞在中のsuwaが気ままに書いています。
書き手が複数人おりますので、コメントなどをいただきます場合、投稿者をご確認ください。

2010年1月31日日曜日

しらうお祭り

前日の天気予報が当たってしまい冷たい雨が振ったりやんだりのおまつり河原ですが、こんな天気にもかかわらず結構なにぎわい。私たちにも一応役割があるのですが、とりあえず手持ち不沙汰なのでどんなお店が出るのか物色に。しらおう(本当はシロウオ)料理や郷土料理のふくめん、六宝、すっぽん鍋、津島ではお馴染みのお饅頭や海産物のお店が並んでます。
しらうお祭りは食べ歩きするのが正しい楽しみ方のようなので、ここはルールにのっとってグルメ券購入。なかでもビギナーはまずしらうお踊り食いをするのが作法らしいので、あとで行って食べようと呑気に思っていたら、見る見る間に行列ができ始め、あっという間に100人近い列となり…。もしや売り切れるんじゃないかという恐怖にあおられ、仕方なく100人近い行列の最後尾に並ぶことに…。ぴちぴちのシロウオとあおさ。シロウオの味はよく分からなかったけどあおさは美味しかった。とりあえず踊り食いはクリア。 ぷらぷらしていると大平青年団長のT島さんが綿菓子コーナーで子供たちの綿菓子作りのサポートをしていました。子供相手に説明するのは難しいようで、なかなか苦戦している様子。ちょっと楽しそうなのでわたしも作らせてもらいました。まずまずの出来に満足し、その場を後に。…おっと忘れていた、他のメンバーは何処かな?
なぜか本来の持ち場とは無関係なところで発見。いつもお世話になっているお馴染みどぶろくなっその売り場に。相変わらずおかしげな格好で売り上げとは無関係に人目を引くK君。普段からこんな格好で出歩くものだから、いろんな所でいろんな人から声を掛けられるようで、ちょこちょこと知り合いを増やしているそう。何よりです。今日は議員さんに声を掛けられにこやかに談笑。何はなしてるのかな…?
となりのブースからも声を掛けていただき、杯片手に焼き鳥をご馳走になっている様子。
やりますなぁ~。

2010年1月29日金曜日

山仕事

農閑期にあたるこの時期は、畑に出ている人も少なく集落を歩いていてもなんとなく寂しい感じがするのですが、代わって忙しそうなのは山仕事をする人たちです。鹿の捕獲や山の手入れ、炭焼き、猪よけの柵を作ったりと、山の奥の方から作業をする音が響いてきたりします。
それにも増して今時期に忙しそうなのはしいたけ農家の方々です。今シーズンは雨量の関係で収穫が遅くなっているようですが、来週あたりそろそろ始まるのではないかとのこと。手の空いている今は連日山から原木の切り出しをしています。
直径30センチを優に超えるりっぱな天然木です。これだけ太いと切るのも大変、下ろすのも大変。農家といってもここまで来ると山師の仕事ですね。集落のみなさんは普段農業をしていますが、実はほとんどの方(男女問わず)が山仕事もこなすという驚きの事実。昔は何キロも離れたところへ出向いて山仕事をしたそうです。なので年配の方もいまだに山歩きの時のバランス感覚は確かだし、竹や枝を落とすときの刃物の扱いはあざやかなものです。
男の子らは山の上から原木を落としてます。ここはかなりの傾斜があるのでうまくいくと十メートル以上くらいは転げ落ちるのですが、そうは上手くはなかなかいかないもので大変そう。がんばれ~。
原木落としは男の子らに任せて、私は菌打ちのお手伝いをすることに。
まずは原木にドリルで穴をあけそこへ菌を埋め込んでいくのですが、この穴あけ、Kさんが異常な速さで次々とあけていくので、菌打ちを待つ原木がすぐに山積みされてしまいます。あっけ…。何事もプロにはかないませんね。
寒い中での山仕事でしたが、木の香り、静けさ、時折する山から下ろす木のぶつかるカ~ンという音がたまらなく心地の良い時間でした。 山のある生活って本当にたのしい。

2010年1月28日木曜日

ひさびさ大平でーす

うわぁ、正月以来だったので、ほんと久しぶりの大平でした。
里でもないのに、帰ってきたなぁ感が漂うのはなぜなんでしょ~(笑)
みんな元気に冬を過ごしている様子です。
ちなみに、また怪しげな服を着ているKくん。本物の、軍人さんが来ていた服だそうです。
でもって、Kくん
身長が伸びてる気が・・・なんとなくなんですけど、多分伸びてます。
ちなみに、Y田くんも伸びてる気がします。それとも自分とS田さんが、縮んだのか?
何かこう、のびのび生活しているからかしら。
おまけ。Aさん・・・これは挑戦状!?
○もうけできる仕組みを考えたいですなぁ。

2010年1月2日土曜日

みたび徳野先生やってきた!

今年もお正月に来ていただいてしまいました・・・。
お正月なら、きっとみんな帰ってきてるに違いないから、重たい話題をずんどこやっちゃうぞ作戦実行です。
自分が先生をお迎えにいってる間に、ビデオ見てもらったり、書初めしてもらったりとすごしておられたそうなのですが、不思議な書きぞめがあったり・・・。
なんか正月早々、鹿一頭解体(昨日の記事をどうぞ)したらしいので、何か、みんな心がゆれていたのかしら・・・特にS田さん。○△□って、一体・・・。
そんなわけで、本題から横にそれては戻りそれては戻りを繰り返しつつ、本題。
結論としては、おっちゃんら踏ん張る。お子さんたちも一歩出てみる。的な感じでしたが、全体的には、少なくとも悪い方向には行ってないなぁと思ってほっとしました
大平を出た皆さんも、等しく大平のこと大好きで思いいれもおありなんやぁってとこも確認できたし、たちまちやっとくといい作業もわかったしで、今年もぼちぼちやっていきたいと思います。

2010年1月1日金曜日

元旦

大晦日から振ったり止んだりしていた雪が大平の棚田を真っ白にしていました。いつも静かな大平ですが、とりわけ静かな朝となりました。元旦ということもあり神聖な空気が漂ってます。
新年明けましておめでとうございます。どうぞ今年も大平をよろしくお願いします。

お正月の集落の行事も昔はあったと聞いています。昨年盆踊りでも踊った三番叟を本谷の東にある山の神のところで踊っていたのだそうです。あとで行ってお参りしてみようと思います。心が洗われるような静かな年明けを迎えられたことを感謝しつつ、さて年明け早々衝撃の仕事始めに行ってきました。

到着を迎えてくれたのはいつものゴンちゃんではなく、力なく横たわる鹿とその前で暖をとるSさんです。

これからこれを解体します( ̄ー ̄; お正月であることが一層後ろめたい気分にさせてくれますが、それでも自然からの大切な頂き物と考え気持ちを切り替えていくことに。

…あまりに衝撃映像なので詳細は省略…

外で格闘する私達をよそに、ゴンさんとマミちゃんは座敷でぬくぬく
5時間の格闘の末みごとにバラバラになりました。
新鮮なうちにお刺身で頂きます。背骨の周りはお刺身でいただけるのだそうです。刺身醤油につけて漬け丼風にしました。ほどよい弾力があり臭みもなくとても美味。ごちそうさまでした。
ということで、とても印象深い大平の年明けとなりました。 罰があたりませんように( ̄十 ̄)