このブログは、私shioと、現在、大平に暫定滞在中のsuwaが気ままに書いています。
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2010年3月28日日曜日

大平巡礼

今日は3月最後の日曜日で、このあと大平の年度末の総会が行われます。
そのあとは4人組の送別会もして頂ける事になっています。そんな締めくくりの日ということもあり、久しぶりにお天気にも恵まれたので、大平を歩き回って神仏を訪ねてみたくなりました。
1年間お世話になったI家を出発し、まずは一番近い南光院さまへ。
正規の道を行くと遠くなるので、山の裏側に出る近道を行きます。他所のうちの畑を横切らせてもらうことになるので、多少恐縮しながら~、でも断りもせずに堂々と通らせてもらいます。
丈夫な猪よけの網が張ってありますが、通り抜けもできるようにドアがついています(⌒ー⌒)v ドアを抜けると、栗畑から望む大平有数の絶景ポイントに出ます。ここはほぼ東西南北の空がひらけて見えるので、夜空を見るのにも最適で、お気に入りの場所のひとつです。但し、人の畑ですが…。
そこからしばらくうねうねと山奥に入っていくと南光院さまに出ます。南光院さまは昔、高知のからいらしたお坊さんで、旅の途中で大平を通りかかったとき、この地ではやり病があるのを知り、素通りすることができずにここに留まり看病にあたったそうです。そして最後には自らも病にかかり命を落とされたという話です。ここでは神様として祭られていますので、二礼二拍手一礼。
さて、次は山の神さまへ向かいます。大平の中心、盆踊り広場を通過して、どんどん坂を下ります。
大平の入り口にある 川尻橋を渡り、再び山道へ入っていきます。ここはかなり寒々しい感じがするところで、ちょっと姿を消したいときにはぴったりの場所です( ̄m ̄)
小川を渡り~、
行く手を阻むかのような倒木を潜り抜け…、
到着。 昨年の夏、山の神さまの清掃のときに付け替えたしめ縄がきちんと下がっています。
途中、ひとしきり道草をしたこともあり、日が傾いて寒くなってきたので先を急ぎます。
次にというか最後は、この1年、何かあると度々寄らせてもらったお大師堂へ向かいます。来た道を少し戻り~、
いつもの見慣れた集会所の脇を通って、
遍路道まで出てきました。
満開の桜をめでながら横を通過すると、まもなくお大師堂に到着。
お堂にかかる赤い幕は、大平の年配の女性たちが古くなると交換するそうです。ここは歩き遍路道ということもあって、お遍路さんがよく手を合わせているところを見かけます。近くに住むY子さんが、毎日お大師堂と周辺の掃除をされているので、いつも気持ちよくお参りできます。合掌。
ほかにも大平には神様が各所におられたり、お参りする所もあるのですが、今日はこれでおしまいにしておきます。
以上、大平巡礼、道草込み1時間半コースでした。

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