自分的感覚では、あまり、告知が行き渡っている感じじゃなかったのですが、元々の母体が、社会福祉協議会だからか、かなりな方が観覧にこられてました。
開会式に続いては、講演 『新しい公共を築く地域の力』という題で、JPCom代表の桑原英文氏が講演をされました。
お話はおもしろいかったのですが、前半のボランティアの歴史や「新しい公共」台頭の話に比重がかかっていて、なるほどと思いつつもやや消化不良な感じ。後半部の事例をもう少し詳しく聞きたかったなぁと思うのは、今年に入って特に「新しい公共」という言葉に、やたら縁があるせいかも。
桑原さんのお話の総括としては、自分の感覚としては、「新しい公共」は福祉の場面から。社協の職員さんには、すべからく福祉のことを学んでほしい的な感じに受け取りました。
ちなみに、自分「新しい公共」は公民館からという話をここんとこよく聞いてます・・・。
このあたりのブレなんとかならんのですかぇと、誰にともなくつぶやいてみる。
田舎のこっぱ役人の分際でと言われそうですが、批判を恐れず書かせていただくと、少なくとも「新たな公」として、モデル事業を実施されていた間の国土交通省さんの認識の方が(当時から、説明するのはすごく難しかったですけど)、はるかに単純で理解しやすかったです。
これだけ解釈がごったがえしたり、どのシーンにおいても「新しい公共」とか言われると、現場人としては、苦しい。
桑原さんも
「結局、このような概念の元、民カツが言われるのも国の財政難が全ての原因と言えるのではないか」
と切られてましたが、全くもっとごもっともです。
ちなみに、最後の方にちょっとだけフィリピンの子豚銀行の事例が出てましたが、これはおもしろいシステムだと思います。何かに応用できそうです。
虹つーの皆さんが結構出店されていてちょっとびっくり。
その模様は、虹色ツーリズムブログをご覧いただくとして、この人並みの中に、Tよ島さんがなっそ販売してます・・・。盛況で何より・・・。
自分は、第2分科会の
【「もー限界」・・・なんて 言わせない!】
で、事例発表させていただきました。
他に島根県美郷町、西予市、内子町の取り組みが発表されましたが、会場の方の大半が、役人または社会福祉協議会の職員さんという顔ぶれだったので、ちょっと焦点がぶれてたかなぁ。
当事者としての話を多めにしていたので、支援者側として、「今できること」のお話をした方がよかったなぁと反省しました。
最後は報告兼ねたパネルディスカッションがありまして
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