月刊愛媛Komachiの7月号が発売されてましたが、もうご覧になりましたでしょうか?
花火大会の記事に、一部宇和島も出ていたのですが、特筆すべきは「スローライフ特集」!
先日取材に来てくださったとおり、大平4人組の年少チームが、かわいらしく掲載されてました。
しかも、どーんと、見開きまたがりで、なっそのおっさんたちも、酒蔵をバックに出ていて、あこやの姉さんたちもいらっしゃるし、なんかほのぼのしますなぁ。
県内の書店等で販売されていますので、ぜひご覧になってください。
また、明朝7時45分からのNHKさん「おはようえひめ」では、「丸太小屋作戦で若者の定住を」というテーマで、これまた先日からの取材の様子やインタビューが放送され(天変地異や政変がなければ)ます。
受入住民側としてTよ島自治会長、4人組からS田さん、虹色つー並びに行政側から私が、それぞれお話しておりますので、朝の忙しい時間帯ですが、ご覧ください。
ちなみにこの事業自体の目的は「限界集落の灯を消さない」なのですが、NHKさんとの話し合いの中で、ソフトランディングできる表現を担当さんが苦労して考えてくださいまして、内容的には移住政策にひっかけて(というか、特化して)の取材になってるんじゃないかと思います。
なんだか身も蓋もない言い方で恐縮なのですが、そもそもこの丸太小屋大作戦って、丸太小屋のインパクトに押されて、小屋についてよく聞かれるんですけど、実は
「農家の息子が家業をついでもマスコミさん取り上げてくんないけど、都会に住む若者が地方で農業やるとなると来てくれたりするよね」
という当たり前でありながらも、なんとなく不条理にも思えてしまう現象を逆手にとりつつ、
「限界集落にどっかり移住するって難しいけど、近い場所まで帰ることなら可能かもしんないなぁ。そもそもこんなにいい素材があるのに、なんか生かしていく方法ないんかなぁ。都会の人に、ちょっとよそ者視点で見てもらおーっと」
という、やや(いや、かなり)イージーな流れで現在に至っておりまして、ちょっと意外かもしれないですが、4人組に、私の方から大平に住み続けてほしいというお話は、実は一切していません。
それってなんでかというとですね、最初に大平をおたずねしたときに、当時の自治会長さんに
「いいとこやいいとこや言うけど、ここに住んでみようと思うか?」
と聞かれ、
「1、2ヶ月なら来たいなぁと思いますが、ずっとはムリですね~」
と即答してしまった自分の感覚を引きずってます。
大平は、とてもいいところなのですが、全くの赤の他人さまが、わざわざここを選んで、常時住み続けようと思うほど、すばらしい自然素材や歴史や文化を備えた場所かと言われると、日本全国、いえ宇和島市内を見渡しても、等しく「いいところ」で、なおかつ格段に立地条件と交通アクセスがいい場所はたくさんあるわけです(だからこそ、モデルになると思ってるんですが)。
にも関わらず、そこに「住もう」とか「関わろう」と思うファクターって、血縁関係であったり、土地を持っていたり、友人がいたり、きわめてシンプルで人間的なつながりの中にあるんじゃないかと。
なんか言い訳がましいですが、2ヶ月半を過ぎた現在思うのは、少なくとも4人にとって、大平ひいては宇和島が「第2のふるさと」には、なってきているように思ってまして、勝手な思い込みかもしれないんですけど、こういう小さい輪が、集落の灯を消さないことに繋がっていくのではないかと感じている次第です。
そんなこと考えながら、あわあわしゃべった内容なので、自分のとこはかなり見たくないんですが(笑)、Kさんの取材力と編集力に期待しつつ、自分以外のとこを楽しみに見せてもらうことにしまーす。
2 件のコメント:
よほど記事に書くことが無かったんだろうなぁ!オッチャンらの写真、でかすぎ!
( ̄▽ ̄)ノ_彡☆バンバン!
いやいや、インパクトは絶大!
いい感じですよぉ~。
注文もバンバン来るといいっすね!!
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