今日はわらぐろ作りを見せてもらいました。昔、大平で牛が買われていた頃は、飼料用に大きなわらぐろが随分作られていたようです。今ではその必要もなくなりあまり作らなくなったそうで、今年の大平では唯一のわらぐろとなりました。近ごろではわらはスイカの畑に敷くときに使うそうです。
『わらぐろ作り
』
夏の稲刈りの後、ずっと干していたわらを使ってわらぐろを作りました。
初めに、棒を使って地面に程よい深さの穴をあけます。
芯棒がぐらつかない様
に石で隙間を埋めます。
芯棒の回りに円を描くようにわらの束を置いていきます。
足元に気を付けながら、てっぺんに傘状のわらを乗せます。この高さになると落ちないようにバランスをとるのが大変そうです。
わらが傾かないように紐で固定します。
開始から1時間くらいで、ずっしりと安定感のあるわらぐろが完成しました。
昔の子供はわらぐろに乗っかったりして遊んだそうですが、乗っかって崩してしまう事もよくあったそうです。そんな時は怒られたんでしょうね。その様子が目に浮かぶようです。
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