このブログは、私shioと、現在、大平に暫定滞在中のsuwaが気ままに書いています。
書き手が複数人おりますので、コメントなどをいただきます場合、投稿者をご確認ください。

2009年8月27日木曜日

ここはどこ?

天国への道でしょうか・・・。

御槙公民館に御用があったので、道路が途絶した場合の迂回路確認の意味もこめ、篠山登山口手前から林道経由で、大平に行ってみることにしたのですが、もうここはどこ。私は誰状態です。
晴れ女な自分の目の前で、みるみるこんな天気になってきた瞬間に気がつくべきでした・・・。大平の神様が、今日はこの道くんな!って言ってるのだということに。
ううっ。みるみる視界が白くなってきて、ほとんどゼロ。
のろのろと進むものの、ガードレール突っ込んだら、まっさかさまに天国♪なロケーションが続きます。
えーん。心細いよぉ~。一人でくるんじゃなかったよぉ~。何も見えないよぉ~。
珍しく弱気な自分。でも、このあたりからどこかでわくわくして気分高揚。いま考えると、酸素不足でアドレナリンが放出されていたのかも♪一本松、城辺の看板を過ぎで津島町の看板に戻ったころ、三匹の子鹿が道路に・・・。急いでカメラを構えると逃げられ。とほほ。そして、なんでこんなところに駐車場があるのか、さっぱりわからないが、駐車場に到着。しばし、ここが変だよ津島町な気分に浸る・・・。きっと、この雲の向こうに展望台か何かがあるに違いない!と思いたい! この後、どう見てもリスにしか見えない小動物と遭遇!またしてもカメラを構えると逃げられたところで、ようやく道案内看板発見!ここで安心して、「つい」 城辺方向に行かなければならないのに、津島にまがっちゃったのね。ががーん。 そんなわけで、せっかく降りたので、上槙から、県道経由に切り替え。絶対こっちの方がわかりにくいと思っていたのですが、こりない私。わかれ道を注意深く見ながら行ったところ、進行方向からすると、ほとんど180度回転状態で、道があり、ここを無事曲がる。っつーか、上槙側からだと、看板効果なし。裏しか見えません・・・。 そして、運命の分かれ道が・・・。

ヒトは、分かれ道に遭遇すると、左へ行く習性があるといいますが、ご多聞にもれず、どう考えても安全そうな右のやや下に続く道よりも、なぜか険しそうな左の道を選んでしまった私。この後、とても写真をとれるような状況ではないくらいのところまで、はせ参じてしまいまった。あい。多分、津島町内でお尋ねしていない唯一の集落、「佐新田」に初上陸。そして、その奥の奥の舗装された道がなくなってもさらに奥に行ってしまった私。まるで類人猿が居そうな自然あふれる森林でした・・・。山仕事してた後はあったので、多分普通にお仕事で通ってお仕事されてる人はいらっしゃるんだろーなー。 そして、ようやく、似たような山奥でも、なんとなく見慣れた風景に。ああ、横山あたりまでやってきたって感じ。嬉しい・・・。けどですよ、大道・御代の川・神田・佐新田・横山そして大平と、津島町の中でも、集落の維持が困難な地域とされていますが、そこに「人」は居て、ちゃんと歴史があって、かけがえのない小さな「暮らし」のにおいがしてるんですよね~。 なんてことを考えて、ややせつないというか、苦い気分とかなんともいえん無力感を味わって、ようやく到着した次第でした。ちなみに、国道から御槙、国道から緑滝、国道から横山、とかは、全然行ってるんですよ!

でも、それ繋ぐ道を一筆がきしたことがなかったので、このような始末に。
でも、これで、二つのルート完全に道覚えました。どこかが通れれば助けに行けます!

そして、定例会。盆踊りの反省と、亥の子作戦、丸太小屋作戦などについて、ざっくりと話し合いを行いました。しばらく金策やら組織作りの基礎資料を作っていきたいので、亥の子作戦は、みんなにお任せです。前回同様、ひと月前には、ご案内を出させていただく予定ですので、皆さん、ぜひまた里帰りをお願いします。 そして、この古きよき時代のたたずまいが残る愛すべき集落を、守りましょうね。

0 件のコメント: